ジレラというバイクメーカー
ジレラはイタリアで1909年に創業した老舗バイクメーカーです。
日本ではランナー以外に前後片持ちで未来的なスタイルのCX125や単気筒ファンにお馴染みの1998年のサトゥルノなどが有名です。
317ccシングルから始まったラインナップは4ストの大型車が主力となり、1937年にはDOHC4気筒のマシンを出しています。
1937年10月にフルカバーされた専用車で170mphのスピード記録を出しています。
2001年に世界GP 125ccクラス優勝したのは記憶に新しい所でしょう。
スクーターに関しては1962から66年にG50/G80という4スト3速エンジンでスチールボディーの物を作っていましたが、あくまでモーターサイクルが中心でした。
1969年にベスパの製造元であるピオジオ社に買収され、その傘下に入ります。
ベスパのイメージの強いピアジオ社にとって、GP等のレースで活躍したジレラのブランドイメージは魅力だったという意見もあります。
その後のジレラは、小排気量中心のラインナップを展開していきます。